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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯B−5
- 私は安眠を貪れている。地下の避難所に粉塵や黒煙が舞い込んで麻痺しかかっていたところを、黒装束の同志が私達を引き上げてくれなければ、黒焦げの大中洲で灰になっていた...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯B−3・4
- お遍路姿の集金活動は何時の間にかメディアから退き、小まめに横断する台風が八月の主役になっている。気象予報では、等圧線を細密に着込んだ台風の目が、首都圏へと北上し...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯B−2
- 川沿いでは、騒擾事件が相次いだ。蝿や蛆の宴会場が、釣り用ボートの乗り場で、水門で、ホームレスの集落の外れで、そしてその他の人目につく随所で、発見された。その度に...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯B−1
- 初めて真夜中の松原で出遭った時から、お前は生き物に魅せられる性向の持ち主だと感じてはいた。昨晩、あいつはそう言った。確かに、どの時季にどの動植物が目立つかという...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯A−3・4・5
- 身を起こせば、雲海のような陰影が流れ行くばかりで、喧騒は途絶えている。空を飛んでいる居心地だ。しかし、身を乗り出して見下ろすと、揺れは全くないものの、空飛ぶ乗り...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯A−2
- ホテルでの宿泊はおろか束の間の休息すら許可されなかったのは、言うまでもない。汚臭と一体化した素っ裸だったからだ。というわけで、その日のうちに空席のある便に乗り込...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:22生命環遊戯A−1
- ビバークに適した茂みがようやっと見つかり、シェルパ達が背負っていた荷を下ろす。今日の行程は終わった。水分補給を一番乗りに済ませ、早速、死火山の火口を双眼鏡で眺め...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:21髄の谷13
- 砦の守り人は、展望台で意識不明になっていた隻腕の白人を発見し、樹海へと運んだ。地下街出身者の協力を得て脛を焼いて癒し、清潔な布で傷口を包み隠した。彼等は麻酔の技...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:21髄の谷12
- 最上層の市民権を得た母胎生まれの誰もが、戦々恐々たる成果主義に首を預けた要職に就き、娯楽や家族といった概念を人生から忘却し、恩賞として供与された人工臓器を受け入...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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 | - 08/06/04 22:21髄の谷11
- 数え切れないだけの潜入をこなしていくうちに、地上侵攻部隊はすっかり波長の合うようになった野生馬に跨り、抜け穴と折り畳み式の梯子を自在に使いこなし、引き返すばかり...
- ロストジェネレーションの徒然日記
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