コロナ感染予防対策としての酒類提供制限を考える
政府によるコロナ対策は、今日、飲食店の経営を著しく圧迫しております。とりわけ酒類の提供については厳しい制限が課されており、営業時間は「まん延防止等重点措置区域」に指定されたお店では11時から19時まで、「その他区域」で11時から20時までと定められています。制限は営業時間に留まらず、酒類の提供には、‘客の滞在時間は90分以内’、‘入店人数は1グループ当たり4人以内、又は同居家族’そして、‘対策基本4項目の遵守(利用者間の適切な距離の確保や消毒設備の設置など…)’という3つの要件を満たさなければならないのです。かくして、酒類は’悪者’と見なされているのですが、ここに素朴な疑問があります。それは、アルコールには、ウイルスや細菌を除去する消毒効果があるのではないか、というものです。新型コロナウイルス感染症が広がり始め...コロナ感染予防対策としての酒類提供制限を考える