永平義雲禅師の小仏事法語(1)
永平義雲禅師(1253~1333)は大本山永平寺5世で、中興と位置付けられている。そこで、義雲禅師の語録には、小仏事の法語が数首収められているが、その内の2首が最近の拙ブログの内容に適したものである。よって、訓読をしながら、その内容を学んでみたい。有を離れ無を離れ戒を以て心地と為す、男に非ず女に非ず善を以て荘厳と為す。既に有無を離れ男女を越ゆ、其の間に生滅有りや也た無しや。生と大地と共に来たり、死と虚空と同じく去る。所以に道わく、生とも也た道わじ、死とも也た道わじ、甚と為てか恁麼なる。従来の生死相い干からず、而今什麼の処に向て去り、足下に雲生ず。「戒善大姉起龕」、『(訂字本)義雲和尚語録』28丁表~裏この「戒善大姉」という人については詳細不明(もしかしたら、最近の研究成果では判明しているかもしれないが)である。...永平義雲禅師の小仏事法語(1)