世界の大学ランキングを見ると、日本の立ち後れが目立つ。とくに、コンピュータサイエンス分野では、アメリカはもちろん、韓国に比べても著しい差がある(2)
<医療・介護技術は、ここまで進歩する><第4章のまとめ>1、2050年頃までに、医療技術は大きく進歩する。いまでは不治の病とされているものが、治癒できるようになる。ナノマシーンの利用、PSCを使う「細胞療法」での再生医療、ゲノム編集によるさまざまな遺伝性疾患の治療、AIの応用などが期待される。未来の医療では、治療だけでなく、事前に予知する技術が発達する。2、介護技術も進歩する。とくに介護ロボットなどの進歩がめざましいだろう。3、医療はメタバースが重要な役割を果たしうる分野となるだろう。ここでの基本技術は、テレプレゼンス、デジタルツイン、ブロックチェーンの3つだ。医療のオンライン化は遅々として進まない日本でも、メタバース医療が実現することを期待したい。<メタバースと無人企業はどこまで広がるか><第5章のまと...世界の大学ランキングを見ると、日本の立ち後れが目立つ。とくに、コンピュータサイエンス分野では、アメリカはもちろん、韓国に比べても著しい差がある(2)