2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動
前回のブログ記事【2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その4)事前テスト】からの続きです。事前テストで使用した赤緯微動は剛性不足だったことから、より剛性がある微動装置へ変更します。取付け用の金具を追加で加工しました。追加で加工した金具です。左は鏡筒の取付け金具、右は赤緯微動の取付け金具です。いずれも横幅50mm厚さ10mmのアルミ板を加工しました。アルミ板の厚さは強度的に6〜8mm程度でも大丈夫と思いましたが、M5キャップスクリューボルトのキャップ部分をアルミ板に座グリして平坦化するため10mm厚にせざるを得ませんでした。Mark-X赤道儀の観測装置取付け板(青色塗装のプレート)の上に赤緯微動を組立て、アリガタ金具を使って鏡筒バンドも組立てしました。やや重い接眼鏡を俯視スタイルで覗くことからバランス...2024年アメリカ皆既日食に持参する機材(その5)赤緯微動