仏陀は成道したときに御袈裟を着けていたのか?
御袈裟について、仏教の出家者の標幟であるというのは、その通りなのだが、よくよく考えてみれば、釈尊はその修行時に御袈裟を着けていたのだろうか?すると、そういう問いをした事例があったらしい。問うて曰く、「仏、初めて得道する時、袈裟を著くるや不や」。答えて曰く、「白衣にして仏を得る者、有ること無し。要らず三十二相有りて、出家、法衣を著け、威儀具足して煩悩を捨離す。而も復た一切の種智、其の身の内に入るは、王女の喩の如きなる。若しくは凡夫、若しくは声聞、若しくは縁覚ならば、一切の種智、終に其の身に入らざるなり。仏、苦行すること三阿僧祇劫、縁覚は百劫、声聞は二三身して、亦た得るべきなり」。『薩婆多毘尼毘婆沙』巻8以上である。質問は、仏陀が得道した時、袈裟を着けていたのだろうか?と尋ねている。そこで、答えとしては、あくまでも...仏陀は成道したときに御袈裟を着けていたのか?