「木賀の山踏」(竹節庵千尋)往路の「大磯の『さいこく』」:梅沢の鮟鱇再考を兼ねて
前回「木賀の山踏」(竹節庵千尋 天保6年・1836年、以下「山踏」)の往路の「四ッ谷の数珠」などの記述に幾つか疑問点があることを記しました。今回はその続きの記述を検討しますが、それに当たって以前の記事で取り上げた梅沢の鮟鱇をはじめとする一帯の漁業の実情を併せて見直します。「山踏」の記述は「四谷・小幡(小和田)」についての記述に引き続いて、馬入の渡しを渡ってからの記述に移ります。馬入川舟にて渡り、平塚の...
地図を観る事から,観て思う事,考える事.そして使う事. 自分の住んでいる街や故郷の風景や文化から国々の文化文明まで.街や集落のつくりから,歴史や経済に政治,そして環境と幅広く,身近な処から地球規模な処迄,幅広く扱う事が出来る科学「地理」. 学校で一般的に知られる西洋地理学だけでなく風水の様な東洋地理学も. 色んな視点で見て考える事の出来る「地理」を楽しんでみませんか. 更に,空間とは何ぞや?場所とは何ぞや?と言った哲学的な事も.
2022年04月 (1件〜50件)