心理学

【遺伝と環境】行動遺伝学を学びたい人のための19冊【生まれか育ちか】

偽薬(プラシーボ)の凄まじい効き目とは？

偽薬(プラシーボ)とは薬としての成分をもたない偽りの薬のことだ。もちろん、病を根本的に治すことなどできるはずはない。 しかし、偽薬にはしっかりとした効き目があることが実験や研究によって立証されている。 それではなぜ薬ではないのに効き目があるのか？ どのような効き目があるのか？ このページではそれを簡単に説明する。 目次 偽薬(プラシーボ)効果 偽薬の効き目 まとめ 偽薬(プラシーボ)効果目次 偽薬(プラシーボ)効果の実験の例として、車酔いする人に酔い止めと偽って偽薬を渡して車に乗せた結果、その人は車酔いをすることはなかった。 なぜこのような結果になるのかというと、脳が効果を思い込み、期待するか…

効果的で即効性のある”自分磨き”とは？

人間とは一般論として、「自分は優れた存在である」と思い込みたいものだ。 これは”自己承認欲求”という欲求を満たすための反応であり、だれでも持っている感情である。 そして、「自分をもっと高めたい」、「自分をもっと認めてほしい」などという感情を持ち、”自分磨き”に勤しむ人も多いと思う。そのなかで、どのようなやり方でやればいいのか？どれくらいの期間で効果が出るのか？と疑問に思う人もいるだろう。 ここでカギになるのが”ハロー効果”という心理効果である。 このページではこれを簡単に説明する。 目次 ハロー効果とは 副次的効果 まとめ ハロー効果とは 目次へ ”ハロー効果”という心理効果を知っているだろう…

恐怖は人から人へ感染する

今週のお題「怖い話」 あなたは普段の生活で恐怖を感じることはあるだろうか？ 怖い話やホラー映画などの娯楽で恐怖を感じる人もいれば、ヘビなどの生き物に対して恐怖を感じる人もいるだろう。 さらに言えば、幽霊や妖怪などの迷信などに対しても恐怖を抱く。 そもそも恐怖とは、危険を避けて身を守るための防御反応と言われている。 つまり、危険を避けられずに命を落としてしまうという可能性を恐怖という感情が防いでいるのだ。 また、この恐怖という感情にはある特徴があるのだ。 恐怖の特徴 北海道大学では、恐怖の感情は人から人へ伝染するのかを調べた研究がある。 被験者に他者の恐怖の表情を見せた後に、恐怖を連想させる画像…

無意識を意識的に活用する方法とは？バイアスの科学

あなたは”思い込み”ということに対してどのようなイメージを持っているだろうか？ 無闇に疑う邪じゃ推すい深さ、猜さい疑ぎ心しん、被害妄想などの悪いイメージを持っている人も多いだろう。 その悪いイメージこそが”思い込み”の例である。 実際に害となることもあるが、使い方によってはとても有益であるということを知らないために悪いイメージを抱く人が多いのだ。 しかし、”思い込み”を利用すると聞いてもイメージが湧かないのも事実だろう。 このページではこれを簡単に説明する。 目次 認知的バイアス バイアスの活用法 1. 自分が”優れた存在”であると思い込ませる。 2.自分が相手にとって”親しい存在”であると思…

気をつけるべき無意識とは？バイアスの科学2

人の脳は騙されやすいという話を聞いたことはあるだろうか？ 人は無意識のうちに思考の偏りや偏見といった思い込みを抱いてしまう。 この脳の無意識の思い込みを心理学用語でバイアスという。 この思い込みは活用の仕方によってはとても有益なものであるが、注意を怠ると被害が出てしまう危険な場合もあるのだ。 このページではこれを簡単に説明する。 目次 注意すべきバイアス バイアスの被害 まとめ 注意すべきバイアス目次 先程、注意を怠ると被害が出てしまうと記したが、実際に被害が出るバイアスとはどういうものか？ ２つほど例を挙げて説明する。 １つは、自分の信じる情報しか集めようとしない"確証バイアス"だ。 例えば…

最短でやる気を出す方法とは？

人にはやる気が出ない時や無気力になる時があるものだ。 しかし、今やるべきことなのにも関わらずやる気が出なかったということは多くの人が経験しているだろう。 やる気が出ない原因は様々だが、これを解決する方法で”パワーポーズ”というものがある。 パワーポーズのメリットはその場でできて、すぐに効果が出てくるという点だ。 それではこのパワーポーズとはどのようなものなのだろうか？どれくらいの時間でできるのだろうか？ このページではこれを簡単に説明する。 目次 やり方 種類 まとめ やり方目次 このパワーポーズのやり方はとても簡単でどこでもできるものだ。 両手を上に挙げて足を肩幅に開く、バンザイの姿勢をする…

無意識に好感を抱かせる方法とは？

ザイオンス効果という心理効果を知っているだろうか？ 別名”単純接触効果”と呼ばれているもので、その人と会った回数が多ければその人に対して好感を抱きやすいという心理効果である。 会った回数が増えるにつれて”安心である”というバイアスがかかり、警戒が薄れるため好感度が上がるのだ。 これは有名な心理効果で知っている人も多いかもしれないが、間違えて使うと危険であるということは知らない人もいるだろう。 このページではこれを簡単に説明する。 目次 注意点 恋愛での効果 まとめ 注意点目次 ザイオンス効果は会った回数が多いと無意識に好感度が上がるというものだが、これは仲が良いとも悪いともいえない関係同士に効…

👩🏻【私も特性あるのかも】青天の霹靂&すごく共感したツイート

おはようございます☆lenoreです。 今日は、ここ数年の中で一番の青天の霹靂 & 共感したツイートについて書きたいと思います。 自分の中で絡まって重たかったものが「そっか...

どんな悩みも解決の為には知っておいてほしいこと

私は短期療法（ブリーフセラピー）の心理カウンセラーとして、様々なお悩みの短期解決を促してきました。 もちろん、全てにおいて短期解決を促せたわけではないですが、短期に悩みを解決できた事例には、ある程度の共通項があると思っています。&

親からの自立って結局は何なのか

前回に引き続き、心匠セラピスト養成講座授業についての紹介となりますが、その中に、私が思う「親からの自立とは」について、少し書かせていただこうと思います。  親からの自立と自分らしい生き方の発見 「そんなわけない

子役タレントの我が子が売れ、金を目にしておかしくなる親

自殺した三浦春馬さんの親は子供の頃に離婚して、母方に引き取られるも、その実母が中学を卒業するころに再婚した。それから上京して一人暮らしをするけれど、継父とはうまくいってなかったんだと。まぁ良くある話。中学生の連れ子をそんなに可愛いと本気で思