◆Mediaは通常、上記ウィキペディアのように、「媒体」と訳される。CDなども記録媒体としてメディアと呼ばれる。 ◆このMediaが、中間物、つまり、Mediumからの派生であることは当然であろう。 ◆PS理論では、異なる差異と差異の境界域を『メディア領域』と呼ぶことにしている。一般の認識では、この境界領域は、概念上は、何も無い世界と考えられている。例えば、赤と緑の境界は、概念的には、何も無い世界である。 ◆◆ところが、禅の大家である鈴木大拙氏は、「即非」という概念を提案している。これは、要するに、「Aであり、且、非Aである」姿を言っている、と考えている。まさに、赤と緑の境界部分である。 ◆◆PS理論では、この「即非」の状態を、『存在する』領域と考え、積極的に定義して、『メディア領域』と呼ぶことにしたのである。 ◆◆実は、即非とは、存在と非存在の中間領域であり、先の例の赤と緑の境界も、概念上は、存在と非存在の中間的形態と考えた方が合理的なのである。さらには、このPS理論で言う『メディア領域』こそ、イデア世界への入り口であり、イデア世界が虚数的な世界であることが研究で具体化されつつあるのである。 We say that Media point is the point where all differences stand by each other. The intersection of X axis and Y axis is usually expressed by 0 point. This meaning is there is nothing. But at the stance of platonic synergy theory, we insist that the X-Y intersection includes the elements of both X and Y. Daisetsu Suzuki, the high priest of Zen in Japan, insisted the fundamental thought of the oriental philosophy admits simultaneous coexistence of "existence and non-existence of A". Then, we think the intersection of this X-Y axis is the point where everything coexists. It is also possible that we think about the intersection of a lot of axes. We think also all elements are included in the intersection of "a lot of axes". This intersection will be called media point. Defined by Kaisetsu with cooperation with Mr.Renshi .......................... 『海舌』　the Sea Tongue by Kaisetsu　 http://blog.kaisetsu.org/