【読書メモ】市橋伯一『協力と裏切りの生命進化史』(光文社新書)

【読書メモ】市橋伯一『協力と裏切りの生命進化史』(光文社新書)

 これは分かりやすい。地球で生命がどのように進化してきたのか、その流れを概観するにはうってつけだ。といってもチンパンジーとホモサピエンスの違いなどの最近の話ではなく、原核生物から真核生物へ、そして多細胞生物へと進化し、そこから動植物が生まれるという、十億年単位の進化史が解きほぐさ...